財産の確認・書類の収集を含めると、スムーズに進んだとして3カ月程度はかかるケースが多いです。
※財産の種類・量の多さや戸籍関係の複雑さによって必要な書類収集の時間と手間は変わりますし、日常生活の中でどの程度時間を捻出できるかにもよります。
仮に、必要な書類がそろっている状態で、システムへの入力だけであれば数日で申告書を出力することも可能です。
時間がかかるポイント(一部)
- 亡くなった方の戸籍謄本の収集
出生から死亡までの戸籍謄本を全て集める必要があります。亡くなった市区町村に存在する戸籍を入手した後は、そこに記載されている「転籍前に戸籍を置いていた市区町村」に転籍前の戸籍/除籍謄本を請求します。こうした手続きを繰り返し、出生までさかのぼります。遠方になると郵送で取り寄せる等のケースもあるため、時間がかかる場合があります。 - 財産の評価書類の収集
金融機関や保険会社などに発行を依頼する必要のある書類もあり、多くは請求から発行まで1ヶ月程度かかります。 - 財産の洗い出し
亡くなった方の財産をご家族が詳細に把握しているケースは多くなく、ご自宅等の遺品整理をしていて全く知らない財産/負債を見つけるケースもあります。どのようなものが相続財産となるのかを把握し、抜け漏れのないように確認します。(エピログ相続では相続税申告の対象となる財産について、カテゴリごとに丁寧に説明しています) - 相続人の間でのやりとり
他の相続人となかなか連絡がつかない場合や、話し合いのための都合が合わない場合等、遺産の分割協議に時間がかかる場合があります。また、各相続人の身分証明書類や印鑑証明書等も必要になるため、相続人等が多い場合には各人から集めるのに時間がかかるケースもあります。
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